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ベネチア 島めぐり [★旅 イタリア★]

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今回は行ってみたい島がありました
ベネチアが初めての妹も賛同してくれたので、以前訪れたサンマルコ寺院やドウカレ宮殿内部の見学はパスし
まずはそこを目指します


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行き方をホテルで聞くと、すぐそばの乗り場からムラーノ島へ行き、乗り換えるか、
15分ほど歩いた北部の乗り場から直接行くかとのこと
前者を選択、まずはムラーノ島へ行きました


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行きさえすればすぐわかると思ったので、船の中で係りの人に確かめませんでしたが、、
ムラーノ島に降りてみても目的の島に行くヴァポレットがどこから出るのかがわかりません
ベネチアグラスの店などが並ぶ通りで手分けして聞くと
降りたところから出る船に乗って係りの人に聞けとか、どれに乗ってもいけるとか
人によって聞いてくることがバラバラ
どうも同じムラーノ島でも船着き場がいろいろあるようで、対岸に渡ってそこから目的の島に行けるようなことを
主人が聞いてきてホッとしました



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イタリアの人は聞いても、皆知らないとかは言わないで 親切ではありますが、
きめ細かくなく説明をはしょるので大変です
まあおおざっぱに言えばどれに乗ってもいけるということですよ…苦笑
娘が聞いてくることも同じ感じなのでたぶん、言葉の力のせいではない模様





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ガラス工場を少しのぞいてから


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目的地に向かう船の出る船着き場から出発です






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ベネチア   [★旅 イタリア★]


~しばらく間があきましたが、中断していた去年夏のイタリア旅行の続きを再開したいと思います
季節は夏なのでずれがありますが…
またお付き合いよろしくお願いいたします~



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ベネチアサンタルチア駅を出ると 広場には旅行者が行きかい

すぐ目の前にある運河からの照り返しで光がまぶしい

さっそくここでの移動手段ヴァポレット(水上バス)に乗るため 運河沿いにあるチケット売り場に向かった

ヴァポレットのチケットは片道券や往復券のほか、一日券など時間制のチケットもあり

ネットで早めの予約すると少し割引になるが、

娘が 私が難しい事やらなくても現地で買えるからいいと言うので チケットを持たずにきたが・・・

売り場の数も多いのでそこまで混雑もなく

なんと売り場でフランス語が通じてスムーズに買ってもらうことができた

今回は36時間券を購入 25ユーロでほかの島行きのものなどすべて乗り降り自由


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船上から横に伸びる水路や船着き場などを見ていると



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リアルト橋が見えてきた



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さらにヴァポレットは進み



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左手にサンマルコ広場が望めるところまで来ると ああベネチアに来たんだなという思いが浮かび上がってくる



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サンマルコのフェルマータで降りて




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まずは歩いて数分のホテルにチェックイン








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FlRENZE Ⅷ [★旅 イタリア★]


*前回の料理記事に温かいコメントをいただきありがとうございました*
イタリアの旅に戻ります。。。



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明日はもうここを発つという日だったためかどうか・・・夕暮れの光がとても心に残りました





そして心に残ったといえばこちらも・・・

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主人がよさそうだとたまたま見つけたものの人気でいっぱいで2日越しでやっと行けたお店

フランスリヨンの地元料理を食べさせる”ブション”とよく似た雰囲気の気取らないけれど味がいい下町の店

外国人担当は自分だとばかりに英語を操るおじさんがナプキンを肩にかけながら粋な給仕をしてくれ

トリッパの煮込をお代わりしたらそうだろうとばかりに満足そうにうなずき・・・

そのほかTボーンステーキ、お勧めの詰め物をしたカネロニなど・・・分けて食べてもいいようにと配慮もあり

ワインも進み楽しく気持ちよく食事ができました





翌日はいよいよ最終目的地ベネチアに向かいます
ユーロスターで2時間ほどの旅です

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トスカーナ地方へ (キャンティーワイン畑、サンジャミーノ、ピサ) [★旅 イタリア★]

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明るい光にあふれ、一面のブドウ畑を見渡す高台にあるワイン農家での昼食
キャンティーワインと自家製オリーブオイルを試すことができ
白と赤2種類、デザートワインと種類も豊富だったので十分に楽しむことができました
どれが好みの味だったかを一緒のテーブルの人と話すと皆それぞれに意見が違っておもしろいです
最後に出てきたビスコッティーに浸して飲む甘いデザートワイン(ヴィンサント)は初めてでしたが
こういう知らなかった味を知るのもまた興味深いことです



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中世のマンハッタンといわれる塔の街 サンジャミーノ 歴史地区は世界遺産
4世紀に聖モデナの指と指輪が当地にもたらされたことが町の起源 八角形の井戸が発祥の地
都市貴族、封建貴族のステータスシンボルとして建てられ 往時には72あった塔は今は14が残るのみ
世界一になったことがあるジェラード屋さんの場所ををガイドさんが教えてくれたので試してみました まあ普通




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最後はピサの斜塔
一番の写真ポイント、撮影法を教わってツアー参加の人が皆同じ格好で写真を撮るのがおかしな光景でした



シエナ、キャンティーワインの産地、試飲と昼食、サンジャミーノ、ピサの斜塔
一日で駆け足ながら3つの世界遺産を網羅し盛りだくさんな内容で83ユーロは
英語説明が理解できない個所はあったにせよお得感たっぷり
バスですべて連れて行ってもらったので、自分で時効表や地図とにらめっこすることもなく気楽な一日でした
それぞれの古都の風情もですが 特にトスカーナの風を感じさせる広々とした緑の大地は心に残りました













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トスカーナ地方へ (シエナ) [★旅 イタリア★]

トスカーナ地方を巡る一日旅行
朝8時半に集合場所のフィレンツエ サンタマリアノッべラ駅付近から出発したバスがまず向かった先は
フィレンツエから南へ約50キロほどのところにあるシエナ
13~14世紀、中世に金融業で栄えた自由都市で、フィレンツエとはトスカーナの覇権争いのライバルでした
歴史地区は世界遺産に指定されている古都です

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明るくよく気がつく冗談混じりの英語が割と聞きやすかったイタリア人ガイドさんと
説明量は多かったものの早口でほとんど内容が理解できなかったシエナ人ガイドさんに連れられて


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入り組んだ街並みを歩きます


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街灯や建物の飾りに感心したりしてるうちに




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まず案内されたのは
現在も業務を行う中で世界最古の銀行 モンテ デ パスキ銀行(1472年創立)がある広場
中央の銅像の方はシエナの発展に尽力したようなことを言っていましたが、
会計士のバンディー二氏sallustio bandini?
三面建築様式が違い像に向かって右側の上部には偉人の顔が連なっていました



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古い味わいのある建物が続きます
  


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次に向かった先は大聖堂
説明で分かったことは正面ファサードがデコレーションケーキのような派手な装飾でゴシック式なこと


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ステンドグラスに最後の晩餐の図柄があること


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ピッコロミー二図書館のピントリッキーオのフレスコ画がここまで保存状態がいいのは貴重だということ



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床の大理石の象嵌を見逃すなということ
ミケランジェロの彫刻が内部にあるということ
ぐらいですが・・・(本当はこれの100倍くらい何か言っていました)
内部の圧倒されるような雰囲気は今まで見たどれとも違うちょっとビザンチンの感じも漂う壮大なものでした



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そしてこちらも町の中心的な存在カンポ広場の マンジャの塔



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ここで行われる17のコントラーダ(地区)ごとに馬で争われるバリオ・・・(007の映画にも登場しました)
バスの中で映像を見せてもらいましたが、衣装も中世そのままの雰囲気で一度本物を見てみたいものです



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馬をつなぐドアの飾りや高台からの町の屋根の連なりを眺めると



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独特な色合いが印象的です


本当に主なところだけの説明を聞いて、少しの自由時間のみの駆け足観光でしたが
いつかゆっくり訪れてみたい素敵な町でした





写真枚数の多い記事にお付き合いいただきありがとうございました
次はキャンティーワイン農家での昼食です
続きます

















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FlRENZE Ⅶ [★旅 イタリア★]


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フィレンツエ中央駅すぐそばにある サンタマリアノッヴェラ教会

ドメニコ会派の教会でフランチェスコ派のサンタクローチェ教会とは対をなす存在で

アルベルティー設計のファサードが美しく心に残ります

マサッチョの三位一体、ブルネルスキのキリスト像等がある内部は撮影禁止

またレオナルドダビンチはここに3年間滞在し 中庭の回廊でモナリザが描いたかもしれないとのことが

過日開催された”ほつれ髪の女の展覧会”の説明書きに書いてあったような気がしましたが

残念ながら中庭はクローズでした




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気を取り直して向かった先は世界最古の薬局?といわれるサンタマリアノッベラ薬局

13世紀にドメニコ会の修道院で自身の畑で作った薬草やハーブから薬を調合していたのが始まりとのこと




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重厚で古風な内装ながらネットで商品検索ができたり、

注文はコンピューター入力で支払いスペースに送られたり結構ハイテクです

この日は休みで見学はできませんでしたが奥に博物館もあるようです



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中世修道院時代の配合というメリッサ水、オーデコロンの原型といわれるコロニア水

(カトリーヌメディチがフランスへ輿入れする際に特別に調合された”王妃の水”がオーデコロンの原型だそうです)

アイスや紅茶にかけて使うバラのリキュール、ボディ用のローズウォーター、アイリスのキャンドル、石鹸

わんこ用シャンプーなどなど・・・、いろいろお土産選びが楽しい時間でした

どれも香りに癒しが与えられる使用感でリピータが多いというのもうなずけます

ちなみに精神安定用に使われたというメりッサ水、買ってみたもののまだ怖くて飲んでみていません

でも香りはさわやか…

東京青山にも店があると聞きましたが、現地より割高のようです




フィレンツエにはグッチの本店、フェラガモの本店など一流ブランド店もそろいますが

買い物より一秒でも写真が撮りたい私はそれらは今回はすべてパス




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そんな中、妹の希望もありフィレンツエの伝統工芸品のマ-ブル紙のお店には立ち寄ってみました


日本の文庫本用のサイズのブックカバーもあると言われ・・・

手帳やレターセットなどのマ-ブル模様のグッズがいっぱいの店内を見ていると

お店の方がなぜか娘にイタリア語はできるかと聞いてこられ、フランス語ならと答えると

じゃあマ-ブル紙のやり方をフランス語で説明しながら実演しようとのこと

そこまでの会話も英語だったし、そのままのほうがまだ少しはわかるのにな…とも思いましたが

細かい説明は英語では不得手だったのか ( が理解できないと思った?のか)

なぜかイタリアでフランス語を聞くことになりました




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要は絵の具をつなぎとめるために糊の入った水にまず筆で絵の具を落とし




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絵の具が水玉になった水面を絵筆でなぞって模様を作り




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さらに細かい模様にするためにはくしの様なものを左右に動かして





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水面に白い紙を載せ、余分な水分を落とす木の棒を横から入れて




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仕上げるといったことでした

使う絵の具の色、絵筆の動かし方によって一つとして同じ模様はないということを強調されていたとのこと

実際に自分で作成に挑戦などもできるようでした

写真はあまりよくないですが、撮らせていただけていい体験ができました


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帰ってきてからいただいた日本語の説明を読んでみたら、

この紙装飾法は”パピエグフ”と言って17世紀フランスのル13世につかえた製本士が編み出したものだそうで、

それ以降ヨーロッパ各地で盛んになりましたが、今の時代までこの伝統的なペーパー技法を伝えているのは

フィレンツェのこの店だけだそうです(IL PAPILO)


このほか盆地で冬が寒いフィレンツエは皮手袋も専門店が多いそうで

私は暑くて買う気になりませんでしたが、主人はお気に入りが見つかったようでした



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次はフィレンツエ滞在中に現地バスツアーで出かけたトスカーナ地方編です




ご訪問いただきありがとうございました


























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FlRENZE Ⅵ [★旅 イタリア★]

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朝早いアルノ川沿いはとても静かです



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でもここはもう起きだしていました



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<フィレンツエ中央市場>



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ここでお土産に買った長期熟成バルサミコ酢、トリュフ味、ポルチー二味の塩、ぺペロンチーののもと、

乾燥ポルチー二茸などなどは今も大活躍です

















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FIRENZE Ⅴ [★旅 イタリア★]


ちょっと間があきましたが、イタリアの記事に戻ります
 

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今まで何度か写真で登場している

サンタマリアディフィオ-レ大聖堂   八角形の聖ジョバンニ洗礼堂   ジョットの鐘楼

キリスト教カトリックのフィレンツエ大司教座聖堂で街のシンボルでもある大きな存在です

大聖堂はピサやシエナの大聖堂建設に触発されて

1296年にカンビオの設計で始まり 後にこれを鐘楼も作成したジョットが受け継ぎ 140年以上の時を経て完成

二重構造の大円蓋を持つゴシック様式最大の聖堂は

当時の自由都市フィレンツエの経済的繁栄と

芸術、技術的水準の高さを示すものだということに納得させられます


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<サンジョバンニ洗礼堂 東扉> 

八角形の洗礼堂にある3つの扉の内、これは大聖堂に面した東側にあるもの

ミケランジェロが天国の扉と名付けた扉で 中央の取っての人物が作者のギベルティです

彼はこれより先に洗礼堂北門の扉も作成しています

1401年、当時 フィレンツエはペストの流行,飢饉、下級労働者のクーデターや、銀行の倒産など

かつての輝きが薄れた時期で

その打開策として当事勢力が大きかったラシャ業組合主催の北門の作成者決定のコンクールが開催され

ギベルティーがブルネルスキとともに最終選考に残り、最終的に彼が製作することになりました


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<その北門コンテストで敗れたブルネルスキが設計を担当した 大聖堂クーポラの模型  ドウモ博物館 >

コンクールで担当者を決めるという自由な空気とともに

この時期の芸術家は彫刻、建築、絵とオールマイティーなことには驚かされます



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<ピエタ ミケランジェロ  ドウモ博物館>

有名なローマ サンピエトロ寺院にあるピエタのほかにミケランジェロが作成した4つのピエタのうちの一つ

未完のピエタと言われ ミケランジェロが自身の墓に置く目的で作られたともいわれるそうです

ローマ サンピエトロ寺院にあるピエタはマリアが一人でイエスを支えておりましたが、こちらは3人

比べるのも興味深いです


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<ドナテッロ   マグラダのマリア  ドウモ博物館>

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<ウフィッツイー回廊にある彫像>

ドナテッロは大聖堂クーポラ設計のブルネルスキと友人関係にあり

前述のサンタクローチェ教会にあるイエスの十字架は彼の作で

それをブルネルスキは田舎のキリストと評したそうです

一方これに刺激を受けて後に作成したブルネルスキの十字架はサンタマリアノッベラ教会にあり

ドナテッロはそれを見てその素晴らしさに驚嘆したとのこと

芸術家同士の切磋琢磨の関係も垣間見られる話です


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左ドナテッロ 右ブルネルスキ


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<聖歌隊席一部 ルカデラロッビア ドウモ博物館>

子供一人一人に表情があり飛び出してきそうな感じ・・・



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<いるかを持った少年 ベロッキオ ベッキオ宮殿中庭(本物は併設美術館3F)>

(奥に見えるのはベントチェリー二 メドゥサの首を持つペルセウス)


ベロッキオはレオナルドダヴィンチの師匠で レオナルドをモデルにしたダヴィデ像も作成 バルジェロ博物館蔵

やはり万能でウフィッイーにある絵画 キリストの洗礼をレオナルドと共作していますが、弟子の絵の才能に驚き

後には絵筆はもたなかったという話も伝わる人物です






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<聖ルカ像 ジャンボローニャ  オールサンミケーレ教会>



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<聖ヨハネ像  ギベルティ オールサンミケーレ教会>



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<ダヴィデ像 ミケランジェロ >

シニョーリア広場にあるこれはレプリカ 本物はアカデミア美術館にあります

本物を前にすると言葉がないですが、人気の美術館で大混雑なので今回は割愛


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<サビニ女の略奪 ジャンボローニャ シニョーリア広場ロッジャ>

ジャンボローニャは前の記事で登場した幸運のこぶた像の作者の師匠




このほか、今回特に感銘を受けたのは撮影ができなかった以下の2つでした


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<フィリッポリッピ(ボッティチェリの師匠) 聖母子と天使 ウフィツイー美術館>


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<三位一体 マサッチョ サンタマリアノッべラ教会>



型にはまリ、装飾的で真実からかけ離れ、比例を欠く表現の中世美術を否定し

自然をありのままに生きている様に把握し、抑圧されていた人間性を開放したといわれるルネサンス



宗教を題材としながらも平板だった人間の表現がより生き生きとなされ

透明感が印象に残った聖母子と天使

まるで彫刻を見るかのような奥行き感、立体感が素晴らしかった三位一体

人間らしさの表現、遠近法など・・・ルネサンスが少しわかった気がした2枚でした


ウフィツィーでは部屋が幾分明るくなったように感じた10,14室で

ボッティチェリのあの有名な絵が変わらぬ人気を博しておりました






暑さで体力が奪われ思うように行動できず

イサクの犠牲を題材にした洗礼堂北門コンクール作品等を見ることを断念したバルジェッロ博物館

ルネサンスの基本となったという画家、マサッチョのフレスコ画が多く残るカルミネ教会ブランカッチ礼拝堂には

今回はウフィツイーをとばしても行っておけばよかったなというのが・・・心残りですが・・・

ここは芸術作品が多すぎてそのためだけにゆっくりしないとだめなところだと改めて感じました

まだまだ素晴らしい作品がいっぱいなのですが、

写真に撮れた物のなかで なんとか見られそうなものを中心にご紹介させてただきました


再訪を願って・・・
















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FIRENZE  Ⅳ [★旅 イタリア★]

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<サンタクローチェ教会>

フィレンツエにかかわりのある偉人達(ミケランジェロ、ガリレオ、ダンテ、マキャべり)等の

墓や記念碑があることからフィレンツエのパンテオンとも呼ばれるフランチェスコ派の教会

教会前の広場では中世にサッカーの前身のカルチョが行われたとのこと

中庭の回廊のたたずまいに歴史を感じます



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<サンロレンツオ教会 ラウレンツィアーナ図書館>

メジチ家にゆかりの教会 多くのミケランジェロの彫刻があリますが

今回はミケランジェロが設計を手掛けて後にヴァザーリとバルトロメオが完成させた

ラウレンツィアーナ図書館の階段を楽しみにしていました

流れるような美しい形・・・なんとその上を実際に登ったりもできます

メジチ家コジモ、ピエロ、ロレンツオ豪華王3代で集められた蔵書を誇り

古風な書見台が並ぶ図書館内部は静かで厳かな雰囲気に満ちていました




































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FIRENZE Ⅲ [★旅 イタリア★]

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本当は・・・いわゆる有名なところを目指して行くのでなく、

何の知識も持たずに自由に歩いて、街角で人の行き来するさまを眺めたり、ちょっとしたものを見つけたり・・・

といったことに多くの時間を使いたいのですが、

限られた時間の中で、見るべきものも袖にはできないし

時間配分には悩みます

そんな中 つかの間のフィレンツエスナップです

まだまだいつまでも街中をさまよいながら撮っていたい気分ですが、そろそろ切り上げて次に向かいます

続きます



いつもご訪問いただきありがとうございます

















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